ARMERIA

Rubyと競技プログラミングの話 AtCoderやCodeforcesの問題解説記事が多め。

DDCC2019 参加記

行ってきましたDDCC!

コード部門の解説記事は別途書いたので、こちらの記事ではイベントそのものの参加記を雑多に書いていこうかと思います。

会場で全然写真を撮っていないのでDDCC公式さんのツイートをペタペタ貼らせていただきます。

開始前

会場はこんなところでした。普段はカフェテリアになっているそうです。200人集まるだけあってかなり広い。

DDCC Tシャツをいただきました。着替えどうしようかなと思いましたが…会場が半袖基準なのか!?と思うくらい暑かったので着替え。

前に円盤状のウェーハが飾られているのを見て「これが例のアレ…」と思いましたが、実はそれが上位3名に贈られるDISCO特製賞状(状?)でした。

PCにこのステッカーを貼っていたら横を通ったchokudaiさんに発見されました。

コード部門

AB2完(40:25)で205人中95位でした。

本番の流れとしては、

  • Aは普通に通す(6:30)
  • Bはパッと見てよく分からなかったのでEの600点を狙いに行く(~30:00くらいまでここで使ってしまった)
  • Bに戻って解法に気づきAC(40:25)
  • C, Dをチラ見しつつEを考える…も分からず(~100:00くらいまで)
  • Dの方針が浮かぶも、実装が間に合わず終了(~120:00)

みたいな感じでした…

素直に解いている人が多いDに早く移るべきだったのかなあとは思います。TL13秒にビビリました。

↑本番後に通しました

昼食

ここでTwitterなどで知っている人を探す…も、ほとんどの人は名札のAtCoder IDでしか判別できないのですれ違う人々の名札を見る怪しい人に。声を掛けていただけることも多かったのでとてもありがたかったです。1stエンカウントはJoeさん&けんしんさんでした。

既にお会いしたことのあるてんぷらさん、その繋がりでつたじぇーさん&ほげもちさんなどなどたくさんの方々と会うことができました。ありがとうございました!

話題を振るのが下手なのでひたすら競プロの話をしていたのですが、「この前のコンテストのあの問題が…」みたいな話を振っても普通に通じるの、改めて考えると凄いことですね。

ご飯はあんまり食べてないです。ひたすら喋ってました…

装置実装部門(予選)

お昼休みの時点で用意されていたこの機械。装置実装部門はこの機械を使ってのコンテストで、予選はAtCoder上のシミュレータで行われました。(URLはありますが、非ログイン状態だとNot Found表示になるので、参加者しか問題を見れないものと思われます)

いわゆるマラソン形式なのですがこれが大変厳しく、長い問題文の中に制約が散らばっていてこれらを守れないと即WA、事前情報無しで制限時間は30分…と、その結果正の得点を取れたのが205人中19人。

コンテストが終わった瞬間に会場には笑いが…これはこれで貴重な経験でした。初回の試みなので、次回以降より良くなるよう期待したいところですね。

DISCO社内ツアー

せっかくなので参加希望を出していました。学生でもないのにスミマセン。

ダーツ、ビリヤード台、トレーニングジム、プールなどなど色々ありました。お蕎麦屋さんを吸収合併(?)した話が面白かったです。

あと会社のビルがそのまま寮にもなっているようで…気分的に会社に住みたいかはともかく、通勤時間ほぼゼロは良いですね。

実際に円盤状のウェーハを加工するところも見ることができました。

終わった後は時間があったので適当に喋ってました。かなり自由に交流できる時間があったように思います。

装置実装部門(決勝)

決勝はこんな感じで装置の周りに集まり、予選上位10人がプログラムを動かしました。

写真だとわかりにくいですが、緑と赤のランプがあるところから水が出ます。ビーカー(写真だと右手前にある黄色っぽいもの)をプログラムで制御して、2箇所で水を受ける→スミの排出穴に落とすという動作をいかに速く、かつこぼさずにできるか…という競技です。

10人皆さんのプログラムの動きにかなり特徴があって、観ているだけでかなり盛り上がりました。1位のyosupoさんの動きは、無駄なく速くこぼさずに…という、流石1位という感動的な動き方でした。競プロすごい(?)

これは素晴らしいイベントだと思いました。次回も改善・強化して是非やってほしいです。

表彰式

装置実装部門1位はさっきの決勝時点で既に分かっていましたが、なんとコード部門でもyosupoさんが優勝。まさか2部門独占優勝になるとは…本当にすごい。

懇親会

ここでもご飯を食べながら色々な人とお話。

競技プログラミングを始めたのは相対的に見ると最近のほうではありますが、結構たくさんの方に知ってもらえていて。あと「ブログの解説見てます」と言っていただけてとてもありがたいです。

あと、名札に書いていたAtCoder IDに普段名乗っているアルメリアという名前が入っていないので、次からは見つけてもらいやすいように自前の名札を持っていこうと思いました…

最後に写真撮影をして終わり。皆さんありがとうございました!

おまけ

昼も夜も会場であまり食べていなかったので帰り道でご飯。「さぼてん」というお店です。オススメ。

最後に

オンサイトコンテストの参加は昨年7月のSoundHoundコンテスト以来で、そのときは社会人限定というちょっと特殊な感じでしたが、今回は幅広く205人もの人が参加していて色々な人と会うことができました。

もちろんメインはコンテストで競い合うというイベントですし、主催企業さんにとっては特に学生さん向けに自社をアピールする機会ではありますが…普段オンラインで繋がっている競プロerと実際に会って交流できるというのはやっぱり一番大きな魅力だと思います。この場を用意してくれた方々に本当に感謝です。「コンテスト楽しかったなあ」というのは会社名とともに記憶に強く残りますよね。

私自身はもう社会人なので、今回のように社会人にも多い枠が用意されているコンテストにしか参加できないとは思いますが…これからもできる限りオンサイトコンテストに参加したいですし、特に次回のDDCCにも是非行きたいですね。精進あるのみです。

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